2025/08/20 13:00
長時間フライトは「移動」そのものが旅の大きなイベント。
特にヨーロッパやアメリカへの10時間を超えるフライトは、体力だけでなく気持ちの面でも大きな負担になります。
私も実際にアメリカへのフライトなどを経験しましたが、そこで学んだのは「準備と工夫次第で、フライトの快適度は驚くほど変わる」ということ。
今回は私自身の体験談や他の旅行者の声を交えながら、長時間フライトを少しでも快適に過ごすための7つの工夫をご紹介します。

1. ネックピローは“形状記憶型”を選ぶ
初めての長距離便で、空港の売店で適当に買った空気で膨らませるタイプのネックピローを使ったのですが、数時間で首が痛くなり全く眠れませんでした。
その後、旅行好きの友人に勧められて形状記憶フォームのネックピローに変えたところ、劇的に快適に。頭が安定し、首や肩にかかる負担が減り「ぐっすり眠れた!」という実感を得られました。
2. 機内の乾燥対策に“保湿アイテム”を常備
長距離フライト後、喉がカラカラで声がかすれたことがあります。飛行機内の湿度は20%前後と、ほぼ砂漠と同じ。乾燥を甘く見ると、体調を崩すきっかけにもなります。
そこで実践しているのがリップクリーム・ハンドクリーム・マスクの3点セット。特に夜間フライトではマスクをして寝るだけで、翌朝の喉の痛みがかなり和らぎました。
3. 圧迫感を防ぐ“着圧ソックス”でむくみ対策
長時間のフライトで最も辛かったのは「足のむくみ」。靴がきつくて履けなくなり、到着後に観光どころではありませんでした。
それ以来、着圧ソックスは欠かせない旅の必需品。エコノミークラス症候群のリスクも軽減できるので、健康のためにも強くおすすめします。
4. アイマスクと耳栓で“自分だけの休息空間”を作る
機内は常に物音や光がある環境。以前、隣の人がずっと映画を見ていて画面の光が気になり全く眠れなかったことがありました。
それからは、アイマスク+耳栓で自分だけの「睡眠環境」を作るようにしています。耳栓をしていると客室乗務員の声は聞こえる程度で、雑音だけを遮れるので安心。
5. 機内食に頼りすぎず“軽食”を持ち込む
深夜便の経験で「空腹で眠れない」「逆にお腹いっぱいで気持ち悪い」ということがありました。機内食はタイミングが合わなかったり、口に合わなかったりする場合もあります。
そんなとき役立つのがナッツやプロテインバー。以前機内食が苦手な味だったとき、持っていた「1本満足バー」で救われました。
6. パソコン作業や映画鑑賞に便利な“折りたたみテーブル”
長時間フライトでPC作業や映画を快適に楽しむなら、折りたたみ式のPCスタンドやスマホホルダーが便利。
姿勢が楽になり、首や肩の負担が軽減します。
7. 機内での“こまめなストレッチ”を忘れずに
どんなに快適グッズを持っていても、座りっぱなしは体に大きな負担。最初の頃は気恥ずかしくて動けなかったのですが、到着後に足がパンパンになり「無理してでも動くべきだった」と後悔しました。
それ以来、2〜3時間おきに立って歩いたり、座席で足首を回すストレッチを実践しています。
まとめ
長時間フライトを「ただ耐える時間」にするか、「快適な移動時間」にするかは工夫次第です。
今回紹介した7つのポイントはどれも簡単に実践できるものばかり。
次回のフライト前に一つでも取り入れて、目的地に到着した瞬間から最高の旅行をスタートさせましょう。